秋の養生~菊花を取り入れてみよう~
暦の上ではとうに秋を迎えていますが、残暑厳しくまだまだ夏のような気候ですね。ただ、体の養生は季節先取りがおすすめ。
夏の終わりに取り入れたいのが【菊花】
菊花は辛涼解表類(しんりょうげひょうるい)に入ります。
「辛とは味に苦みがあるという意味」「涼とはカラダを冷やす作用があるという意味」「解表とは体表の邪気を取るという意味」があります。
【邪気とは】病気を起こす原因となるものと考えます。邪気はまずカラダの表面に入り、後にカラダの内側まで入り込みます。内側まで入り込むと症状が重くなります。例えば風邪を引いたとき、喉が痛いな・寒気がするな・鼻水がでるな、といった症状のときは邪気はまだ体表にあり、高熱が出はじめると邪気が内側まで侵入してきたと考えます。季節の変わり目で体調を崩しやすい今こそ菊花が持つ解表が役立ちます。
菊花は夏の間にこもった熱を冷まして肺を養生し風邪を引きにくくしたり、すでに風邪を引いて熱っぽかったり、また、のぼせるような頭痛や目の疲れにも効果を発揮します。
これから季節が進み乾燥が気になる前まではぜひ菊花を取り入れた秋の養生をしてみてください。
BRILLIAN DROPオリジナル漢方茶「明目茶」には菊花がブレンドされています。いつもの水分補給を漢方茶に変えるだけの養生。ぜひ取り入れてみてくださいね。
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